吾亦紅

DESIGNER INTERVIEW

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NICHOLAS DALEY

NICHOLAS DALEY

Q:吾亦紅での取扱いが3シーズン目となりますが、2017年秋冬のシーズンテーマ「Blackwatch」について、まずは聞かせてください。
母がスコットランド人、父がジャマイカ人なので、いつも両方の文化的遺産がインスピレーションとなっています。今シーズンの「Blackwatch」コレクションではブラックウォッチとインドやアフリカ等のさまざまな地域のタータンチェックをリサーチしてムードボードに並べました。タータンチェックはとても強いデザインで、ブラックウォッチのカラーであるネイビー、グリーン、ブラックをカラーパレットとして使用しました。タータンについてたくさんリサーチもしました。私の家族が住んでいる場所の近くにあるスコットランドのブラックウォッチ美術館も訪れ、更にリサーチを進めていく中で、そこでは興味深いストーリーも知ることができました。Glenislaというスコットランドの伝統的なキルトメーカーとも共同し、特別なキルトを使ったとてもインパクトのあるデザインのアイテムを製作しました。それと、ヨークシャーウールやコットンも今回、多く採用しています。私のコレクションではすべてイギリスとスコットランドの生地を使用していますが、コンテンポラリーでオリジナルのシルエットにし、新しい方法でスタイリングすることによって、過去と現在の異なる要素をミックスしているんです。
Q:10月6日に吾亦紅で2度目のインストアイベントを開催しましたが、いかがでしたか?
すごく良かったです!吾亦紅のスタッフと仕事をするのはいつも楽しいです。彼らは私のプロダクトを良くわかってくれています。私はいつもブランドに音楽要素を取り入れているのですが、店内には音楽もちゃんと流れていてとても良いハーモニーだったと思います。吾亦紅はいつも特別な場所です。商品もディスプレイもデザインに敬意を払ってくれていますね。イベントではたくさんのお客さまとスタイリストたちに会えました。ぜひ、またやりたいです!L ’ÉCHOPPEのイベントも楽しかったです。
L’ÉCHOPPEと吾亦紅は雰囲気がまったく異なりますが、両方とも強くて良い個性を持っているので、異なるタイプのお客さまに会うことができましたし、いろいろな感想を聞くことができました。良い商品を取り扱っている素敵なショップに自分のブランドが置かれていてとても光栄です。
Q:今回のイベントに合わせて、英国マートンミルズ社のチェック地を使用したハンティングウエストコート(ベスト)とベレー帽をエクスクルーシブで製作していただきましたが、売れ行きも非常に好調です。あなたは今季、イギリスの伝統的な生地(ハリー・スティーブンソン)やスコットランドの伝統的テキスタイルのブラックウォッチを主に使用していますが、古くから伝わる伝統的な生地を使用していることには何か特別な思い入れがあるのですか?
前シーズンの吾亦紅でのイベントではエクスクルーシブでスカーフを作り、完売しました。今回は澤村MDに生地を選んでもらい、ウエストコートとベレー帽を作りました。こちらも完売間近と聞いてうれしいです!イギリスの生地業者は豊かな歴史と伝統を持っているから一緒に仕事をするのが好きなんです。ハリー・スティーブンソンとその他製造業者とは個人的にとても良い関係を築いていて、Taisukeとお客さまとも同様に良い関係を築いていると感じています。すべてはひとつの大きなサークルで繋がっていると思います。
Q:イギリスの名門校、セント・マーチンを卒業して、サヴィル・ローでテーラリングの技術を学び、その後はナイジェル・ケーボンやポール・スミスで働いていたそうですが、それらのブランドで何を学びましたか?
いろんな場所で仕事をすることでバランスが良くなります。ロンドンのドーバーストリートマーケットにいたときは、フロアで接客もしましたし、商品管理やストックルームでも働きました。ファッション学校はクリエイティブなことを学ぶためには良いですが、ファッションビジネス業界のデザイン以外の他の部分を学ぶ必要があるとわかっていました。セント・マーチンはとても良い学校ですが、学校でも「すべてを学びたかったら社会に出なさい」といつも言われていました。
Q:今回初めてテーラードジャケットを製作されたようですが、サヴィル・ローでテーラリングの技術を習得後にすぐに製作されなかったのは意外でした。
毎シーズン異なるスタイルを発展させて、軽いテーラリングを追加したいと思っていました。この伝統的なスコットランドのミリタリーテーラードジャケットは、キルトと一緒に着るもので、シルエットはそのままにすると良い組み合わせで、今シーズンにはぴったりだと思いました。コレクションの他のアイテムと比べてもそこまでカジュアルではないので、やや大人のお客さまにも合いますし、着方も自由に楽しんでもらえます。角ばっていて短く、中のチェスト部分はキャンバスで、ショルダーパッドなしのドロップショルダーなので、ジャケットでもかなりソフトでリラックスした印象です。他のコートやジャージ素材のトップスにはないテーラードな雰囲気をコレクションに加えるために、毎回、その時にベストだと思ったタイミングでこのようなアイテムを展開しています。
Q:今までのアーカイブの中で特に思い入れの強いアイテムはありますか?
パンツですかね。お客さまからもショップからもとても良い反応をもらいます。ハイウエストで太腿部分はゆるく、裾はやや細め。このシェイプはテーラードを学んでいる時に知り、長い時間をかけてさらに発展させたんです。ニコラス・デイリーのクラシックシルエットとして認知されてきていると言えます。
Q:6 月のロンドンファッションウィーク中に、英国ファッション協会が支援する“NEWGEN (New Generation)” プログラムに初めて選出され、来季、2018年春夏シーズンの「Madras」コレクションをインスタレーション形式で発表されましたね。その時の様子を聞かせてください。
NEWGENプログラムに応募したところ、選出されたので英国ファッション協会とミーティングを行いました。自分の作品の発展過程とすでに数々の素晴らしい店に置かれていることを説明しました。その結果、6月のロンドンファッションウィーク中にプレゼンテーションを行う機会を得ました。初のプレゼンでしたが、ファッションを頭で考えるだけでなく、トータルの経験となったのでとても良かったです。プレゼンでは私のガールフレンドのNabihah Iqbal (アーティスト名Throwing Shade music)がライブを行い、インドの伝統的な楽器であるタブラが演奏され、日本のブランド「Kuumba」のお香を焚き、インドのお菓子をサーブしました。服だけではなく、香り、サウンド、味覚を提供することによって、ロンドンファッションウィーク中、来場者にはとてもレアな体験をしてもらったと思っています。NEWGENで他のイギリス人デザイナーたちと交流できたのもとても良かったです。
Q:NEWGENプログラムに選出されたことで経済的にも余裕ができたと思いますが、他にも変化はありましたか?
もちろんこれまで以上に多くの人にコレクションを見てもらったので、2018年春夏シーズンはドーバーストリートマーケットのNY、シンガポール、サンフランシスコのUnion Made、カナダのストアにも置かれます。NEWGENとBFCはブランドの認知度を上げるために良いともちろん思っていますが、私にとって日本のショップは本当に特別なので、日本の他のエリアにも広げていきたいです。
Q:NEWGENプログラムからの支援はあと1シーズンあるそうですが、今後はランウェイ形式でコレクションを発表したいという思いはありますか?
ランウェイで発表するのはとても良いと思います。でもプレゼンテーションの方が私のブランドには合っていると思うので次のシーズンも、ライブミュージックなどを取り入れて先シーズンと同じようなスタイルで発表します。ランウェイは目まぐるしいですし、プレゼンテーションはランウェイと比べるとややスローなので、ひとつの落ち着いた雰囲気を作り上げるのが今は良いと思っています。
Q:偶然にも、吾亦紅ではNEWGENプログラムで選出された15デザイナーのうち4デザイナー(Nicholas Daley, Phoebe English, Wales Bonner, Kiko Kostandinov(S/S18より))を取り扱っています。その中に仲の良いデザイナーはいますか?
はい、みんなお互いのことは知っていて、可能な限りお互いの仕事をサポートしています。若手イギリス人デザイナーはみんな協力的ですし、非常に優れた才能を持っています。実は、唯一私が商品を購入したイギリス人デザイナーはクリストファー・ネメスです。数日前に表参道ヒルズの彼のショップに行き、店で仕事をしている彼の娘たちLuiとRiyoから購入しました。彼女たちのことは彼女たちがロンドンに住んでいた頃から知っています。クリストファー・ネメスは私の好きなデザイナーの一人です。その他、普段はヴィンテージばかり着ています。
Q:そして、セント・マーチンであなたと同級生だったShinya Kozuka、Roni Ilan、Sirloin、Olubiyi Thomasも取り扱っていますが、彼らとはどんな関係でしたか?
近々京都に行くのですが、シンヤと会う予定です。Olubiyiにはロンドンで良く会いますよ。お互いのシチュエーションを分かり合えるので、デザイナーの友人がいるのはとても良いことです。
Q:来年1月のロンドンで行うプレゼンテーションでは何か新しい試みを用意していますか?
そうですね、すでにいくつかアイデアがあります。イギリスのあるバンドと一緒にやる予定です。まだ確定はしていませんが、素晴らしいものになると思います!
Q:現在、注目している日本のブランドはありますか?
ありきたりな回答になってしまうかもですが、長い間尊敬しているのはヨージ・ヤマモトやコム・デ・ギャルソンのデザイナーたち。他にもvisvimのヒロキや、好きな日本人デザイナーは挙げたらきりがないですね。最近だと、ボトムスブランドのTUKI、TEATORAがお気に入りですね。日本の生地を使用して日本で製作していてとても良いですね。学生時代からずっと日本のデザイナーを見てきたので、今、日本が最初に自分のブランドに反応してくれていることがとても感慨深いです。
Q:日本を訪れるのは2回目だと思いますが、一番お気に入りの場所はどこですか?
今回は高円寺と下北沢に行きましたが、ローカルでリアルな雰囲気がとても良かったです。観光客もほとんどいませんでした。前回は京都の嵐山に行きましたが、お祭りが開催されていて着物姿を見ることができました。彼女が水琴窟を見たいと言うので探して見つけたのですが、とても良かったです。もっと時間があったら日本の他のエリアにもぜひ行ってみたいです。

BRAND:「NICHOLAS DALEY」
DESIGNER:NICHOLAS DALEY
www.nicholasdaley.net
INSTAGRAM @ nicholas_daley

Q :(インタビュー後)澤村MDについて、どんな印象をもっていますか?
タイスケは素晴らしいです!良い商品を見る目があって、うまくまとめるセンスがありますね。吾亦紅のスタッフもみんな素晴らしくて良いチームだと思います。タイスケのことは単なるビジネスパートナーとしてではなく、まずは友人だと思っています。今夜も一緒にパーティをするのですが、タイスケもDJをするし、僕の彼女もDJをするし、ファッションのことは忘れて単純に楽しむ予定です!もし万が一、ニコラス・デイリーがなくなっても、タイスケには連絡をして飲みに行くと思いますよ!
Q : It’s been the third season since we started carrying your collection at our store. Please tell us about your latest collection ‘Blackwatch’ for Autumn/Winter 2017.
My mom is Scottish and my dad is Jamaican, so I always look at both sides of my heritage as inspiration. For the ‘Blackwatch’ collection, I looked at the specific tartan, Black Watch, and also tartan in different places, like in India or in Africa. I put everything on my inspiration mood board. Tartan check is a very strong design and I used colours of the Black Watch tartan: navy, green and black as the colour palette for the collection. I did a lot of research on tartan. I went to the Black Watch museum in Scotland, which is close to where my family lives, and did more research finding out interesting stories there. I worked with a traditional Scottish kilt maker, called Glenisla, on a very special kilt, which is quite a strong piece. I also used a lot of Yorkshire wool and cottons. All of the fabrics I use are British and Scottish fabrics, but used to create more contemporary and original shapes and silhouettes, styling it in new ways. It is both looking at past and present, mixing different elements together.
Q : How was your second in-store event at Ware-Mo-Kou on October 6th?
It was very good! I always like working with the staff at Ware-Mo-Kou, they understand the products very well. They had the music elements in the store, because I have the music elements with my brand, so it was a nice harmony and balance. I always feel like Ware-Mo-Kou is a special place. Merchandising and the design of the store are also very complimentary with the designs so it went really well. During the in-store event, I was able to meet many customers and stylists, and hopefully we can do another one! I enjoyed the event at L’ÉCHOPPE as well. L’ÉCHOPPE and Ware-Mo-Kou are quite different in aesthetic but in terms of strong identity, both stores are very good; it was nice to see different customers and get different feedback. I like my brand to be at strong stores which have good products.
Q : Thank you so much for making the hunting waistcoat and the beret from tartan fabrics by Marton Mills in UK exclusively for our in-store event. They are selling really well! You mainly use traditional textiles from UK, such as Halley Stevenson, or Black Watch from Scotland for this season. Is there any special reason as to why you choose them?
Last season at Ware-Mo-Kou in-store event, we did an exclusive scarf and that sold well too. This time Taisuke selected the fabric and we did the waistcoat and the beret. It’s so nice to know it’s sold out! I like working with British fabric manufactures. I have a more personal connection with Halley Stevenson and other manufactures, and I like that I have a good connection with Taisuke and customers as well. It’s all one big circle. I like working with British mills because of their rich history and tradition.
Q : After graduating from one of the best fashion colleges in the world, Central Saint Martins in London, you learned tailoring at Savile Row, and then worked at Nigel Cabourn and Paul Smith. What did you learn by working there?
Going to each place gives you more balance. When I was at Dover Street Market London, I worked on the floor, serving customers, merchandising and also in the stock room. I think fashion school is good and creative but I knew I needed to learn another part of the fashion business industry. Saint Martins is a very good school but even they guided students to look outside of the school to learn more.
Q : You tailored the jackets for this latest collection and I was quite surprised that this was the first time for you since Savile Row.
Each season you grow different styles and I wanted to add softer tailoring. I felt this season is good to bring in the tailoring because, for instance, this traditional Scottish military tailored jacket is what they would wear with the kilt, so I followed the silhouette and felt it was a nice match. It’s good for more mature customers as well, the jacket is maybe not as casual as the rest of the collection, and the customer can wear in a different way. It's quite boxy, short and has canvas chest inside but no shoulder pads and dropped shoulder, so still it’s quite soft and relaxed. I’m trying to bring more of tailored feel to the collection than the other coats and all the jersey tops; each time I’m adding these sorts of garments when I feel it’s the right time.
Q : When you look back on your archives, which piece is most special to you?
Probably trousers. I hear a lot of positive feedback from customers and stores. The high waist with loose style around the thigh and slightly narrow ankle. I learned this shape when I was learning tailoring and took a long time to develop it. It’s becoming to be known as the Nicholas Daley’s classic silhouette.
Q : During London Fashion Week in June, you were selected for NEWGEN, which was created by the British Fashion Council and presented your Spring/Summer 2018 collection called ‘Madras’. Please tell us about the experience.
I applied for the NEWGEN program and they accepted my application. I had a meeting with the British Fashion Council to explain my works and showed them that my brand is growing and already in really good stores. Then they allowed me to present the collection at London Fashion Week. That was my first presentation and a great experience. It was nice to not just think about fashion but the whole experience. We had a live music by my girlfriend Nabihah Iqbal (Throwing Shade music) and she played the classical Indian tabla with Golu on the Indian drum. At the presentation, we had incense from Japanese brand called Kuumba and traditional Indian sweets as well. So smell, sound, taste and obviously visuals, everything was very rare to people at London Fashion Week. I was trying to create an experience to more press and wider audiences. It was also nice to be with other British designers in the group.
Q : Has anything changed after the nomination besides financially?
Obviously more people see the collection and S/S 2018 will be at Dover Street Market New York, Dover Street Market Singapore, Union Made in San Francisco, and stores in Canada as well. I definitely think NEWGEN and the BFC are a good way to bring more awareness to my brand, but stores in Japan are still very special to my brand and I still want to try to expand more in different areas here.
Q : You still have another season supported by the NEWGEN program. Would you like to showcase your collection on the runway instead of presentation?
I think the runway is always a nice thing to do, maybe one day. The presentation format suits my brand, so for next season I’ll be doing more live music. I’m quite comfortable with the presentation style for now, as the presentation format is a bit slower, and runway can be more hectic. Sometimes it is nice to create a singular atmosphere.
Q : Ware-Mo-kou happens to carry 4 out of 15 designer recipients for NEWGEN: Phoebe English, Wales Bonner, Kiko Kostandinov (from S/S18) and yourself. Are you close with any of them?
Yes, we all know one another and support each other’s work when possible. The young British designers are all supportive of each other. Everyone is extremely talented and excels in their own ways. Actually the only British designer I have recently bought an item from is Christopher Nemeth. I went to his store at Omotesando Hills and bought a jacket a few days ago from his daughters Lui and Riyo now working with their mother in the store. I know them both from when they lived in London. Christopher Nemeth is one of my favourite designers. I also mainly buy vintage.
Q : We also carry Shinya Kozuka, Roni Ilan, Sirloin and Olubiyi Thomas, who were your classmates at Saint Martins. Do you have any memorable stories with them?
When I go to Kyoto in a few days I will see Shinya, and I see Olubiyi often in London. It’s really nice to have designer friends, because we can understand each other’s situation.
Q : Are you planning something new at your presentation in London next January?
I already have some ideas for the next presentation, like with some British band. Not confirmed but it is going to be good! I’m currently planning for it and hope people will like it.
Q :Are there any Japanese designers you are paying attention to right now?
Yohji Yamamoto for a long time obviously and respect all the Comme des Garcons designers, Hiroki from visvim. There is a long list of my favourite Japanese designers but recently I like TUKI, the Japanese trousers and Japanese cotton. I quite like TEATORA as well. They use Japanese production / fabric and quite cool. I always looked up Japanese designers as my favourite once back in school and now it is interesting to see Japan is the first place which has reacted to my clothing.
Q : This is your second visit to Japan. Where is your favourite destination in Japan so far?
I went to Koenji and Shimokitazawa. I really liked there. Feels more local and real. No tourists especially in Koenji. Last time I went to Kyoto, Arashiyama, there was a festival and people were wearing traditional outfits - my girlfriend Nabihah wanted to find a Suikinkutsu and we found it. It was really nice. If I have more time, I would like to go to other areas too.
Q : (After the interview) So, what kind of person is Taisuke Sawamura?
Taisuke is a great guy! He picks very great products and brings them together. Amazing staff, and they work together as a team. I see Taisuke not just as business partner but is first a friend. Tonight, we will have a party together: Taisuke will DJ, my girlfriend will DJ, we will forget about fashion and just have fun! Even if Nicholas Daley finishes, I will still message Taisuke and have drinks with him!

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